フラワーアレンジメントの基本型の1つトライアンギュラー
前回ご紹介したラウンド型と並んで有名な形です。
日本でフラワーアレンジメントといえば最近ではパリスタイルが有名ですが、こちらの形は伝統的なアメリカンスタイル。
パリスタイルは野や庭に自然に生えているような草花をイメージしたナチュラルなスタイルが特徴ですが、アメリカンスタイルはそれとは対極。花でしっかり形を作っていく、装飾的で華やかなスタイルです。
どちらのスタイルが好きなのかは個人の好みにもよりますが資格所得や技術をしっかり学びたい、花の教室を開きたいという方はアメリカンスタイルを先にしっかり身につける方がオススメです。
生花でも先に基本型を学んでそこから応用→自由花型というようにまずは基本の形を学んでいきます。
センス、自分のスタイルを磨くまでにはとにかく基礎が大事です。
二等辺三角形の形が特徴的なトライアンギュラー型、教会などに飾られる花型として有名です。
初心者の方が綺麗に作るコツは花材の種類は少なめにまずは1種類の花でしっかり輪郭をとること。
(写真のトライアンギュラー型はトルコキキョウでしっかり輪郭をとりました)
下の方にはしっかり花をいれ安定感、重厚感を出す事。
輪郭をとった後に下側から先に花をいれていくと自然に下側の花の量が増えてバランスを取りやすくなります。
初心者の方はまだまだバランス良く花が生けられない方が多いので、どうしても先に目がいく上側や真ん中から花を入れていきがちです。上側や真ん中からいれていくと下側の花のボリュームが足りなくなる事が多々あります。
小花や葉で段を付ける事
このテクニックは他の花型でも使用できますが輪郭の花よりも少し低めにさしたり(少し長めにさしたり)すると作品に奥行きがでて綺麗に見えます。全部の花で高低差をつけるのでなく何箇所かさりげなくやるのがポイントです。
東京 恵比寿のフラワーアレンジメントand生花教室flower.uikkaではしっかりと技術を学びたい方向けにレギュラーレッスンを開催しております。
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[講師プロフィール] 小堂(しょうどう) 生け花からフラワーアレンジメント、 フワラーディスプレイなどを様々な フラワーアートを手がける。 気軽にお花と触れ合いたい方向けの レッスンから、資格を取得して仕事 にしたい方への指導まで幅広く対応。 レッスンのご予約はこちら